アップルの前最高経営責任者
スティーブ・ジョブズ氏が死去しましました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
自分の人生の中で、Macとの出会いはとても大きなものでした。
それほど感傷的になっている訳ではないのですが、
何となく、自分のために、思い出として残してみようかと思います。
———-
初めての出会いは1987年頃、恐らく中学生の時です。
平塚西口、確か現在セブンイレブンのある場所に、
「アライ」という小さな個人経営のPCショップがありました。
興味本位で入店。
そして目にしたモノに仰天。
「 Macintosh?なにそれ?何て読むの?マシントシュ? 」
「 値段は・・・1xx万!!!!!」
「 こんなの誰が買うの・・・バカじゃね? 」
「 触ってみるか・・・いや、怖いからやめとこう 」
そんなトラウマ的な記憶が残っています。
その後「マッキントッシュ」というパソコンの存在を知り、
普通に100万円以上で流通しているPCの存在を知る事に。
子供にとっては意味不明な世界でした。
———-
時は流れて1994年頃。
高校生活はバンド漬け、その後音響関連の専門に進学した自分は、
本格的にDTM(パソコンで音楽制作)環境を構築しようと決意。
そこでマックに再会した訳です。
その頃の音楽制作と言えば「当然マックでしょ」的な雰囲気。
ステータス的な憧れもあり、人生初のマックを購入。
忘れもしない「Macintosh LC 630」ってやつです。
確かモニタ込み、20万円前後だったかな・・・。
この頃から、一般人にも手に届く存在になっていきました。
そりゃもうね、楽しかったですよ。
音楽制作はもちろん(その頃はStudio Vision使ってました)
3Dに手を出してみたり(椅子1個のレンダリングに朝までかかる)
パソコン通信に手を出してみたり(その頃はNiftyとか草の根とか)
なによりもインターネットとの出会いは
Macintoshと共にありました。
———-
インターネット普及期はホームページ制作に大活躍。
手探りながら、アメリカのサイトでドメイン取得を試みてみたり、
地元の小さなレンタルサーバを契約してみたり、
HTMLやPerlでウェブサービスを展開してみたり。
この経験が今の仕事に繋がっています。
もう一つの思い出は、
1999年に就職したネット関連企業のエンジニアの方々が、
社長含めマックユーザーだったという点でしょうか。
仕事でマックが使えるなんて、思いもよりませんでした。
———-
その後、2003年頃まではマックユーザーだったのですが、
1)WindowsPCに比べ、価格対性能があまりにもかけ離れてきた
2)クライアントとのやりとりがWindowsの方が圧倒的に楽
3)インターネットを楽しむにはWindowsの方が有利
4)音楽制作環境もWindows環境下で整ってきた
上記理由により、WindowsPCへの移行を決意。
現在に至る次第です。
———-
結局、ここまでに乗り継いだマックは以下の通り。
Macintosh LC 630
PowerBook 190c
PowerMac 4400 (後にG3カード装填)
PowerBook G3
PowerMac G4
iMac (Intel)
Mac mini (Intel)
———-
その中でも「BootCamp」の登場は今でも忘れられません。
これはCPUがIntelベースになった事により、
Macintosh上にWindowsをインストールできる、というものです。
OS的には、MacOSXの方が圧倒的に優れていると思う自分。
開発環境をMacに戻すと共に、Windowsを効率的に利用しようかと思いましたが、
経済的理由により断念。
仕方がなくiMacにWindows Vistaをインストールし、
ホームページの表示チェック用&サーバ用途に大活躍でした。
そしてiMacは2008年夏、突然煙を吐いて逝ってしまいました(笑)
———-
そして今年。
MacBook Airに出会った訳です。
いやもう、凄いの一言。
あの薄さで、SSD搭載で、Windowsも起動可能。
現在、そのMacBook Air(2011 Mid)をベースに
どこでも安全に、仕事ができるモバイル環境を構築中。
VPNやNASやAmazonEC2を活用し、
WindowsもXP/Vista/7入りのてんこ盛り状態(Parallels利用)。
メインの開発環境をMacに戻す予定です。
この辺は後日、機会があれば記事にします。
———-
以上です。
自分の人生にとってMacintoshとの出会いは、
とても大きなものであったと改めて思います。
「マック信者」的な言葉も世の中にはありますが、
その閉鎖的な環境だからこそ、その価値観を共有し、
友人と共に作れた思い出も沢山あります。
パソコンは単に仕事の道具。
それも事実だと思います。
自分にも、その時の最良の選択として、
Windows環境に移行した経緯があります。
でも、それでもApple製品を一度でも使い、惚れ込むと、
仕事の道具以上の何かがあるんです。
WindowsPCにはない、Macintoshのみにある何か。
Android端末にはない、iPhoneのみにある何か。
その「何か」を説明するのは難しいのですが、
多分、それがスティーブ・ジョブズ氏のクリエイト魂であり、
信念を貫き続けた人間の結晶なのかな、と思ってしまいます。
多くの素晴らしい経験をありがとうございました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

